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ワーズワース詩集―Child Is Father Of The Man(子供は大人の父)

発売から半年以上経ってようやく「1Q84」を読み始めました。二つの世界が交互に展開する村上お得意のスタイルながら<青豆>の方にも<天吾>の方にもグイグイ引き寄せられちゃってます。やっぱり凄いですね。

一応、「村上ファン」を自称するとらじろうですが、発売後半年もページを開かなかったのは他に読みたい本が溜まってたので。その溜まっていた一冊がこちら
(↓)

  

岩波文庫の「ワーズワース詩集」です。ワーズワースは19世紀前半のイギリスを代表するロマン派の詩人。いや~、私は特に詩に強い関心があるわけではなく、この本もブック・オフの105円コーナーで見つけたものなのですが(笑)、とある本の中でビーチ・ボーイズの『スマイル』関連曲の一つ、「Child Is Father Of The Man」のタイトルと歌詞(子供は大人の父)はワーズワースの詩が元になっているとヴァン・ダイク・パークスが語っていて、その元の詩を知りたかったのです。

「ワーズワース詩集」を最初から読みながら探していったのですが、どうやら1802年作の「虹」(My Heart Leaps Up When I Behold)という詩がそのようです。

「虹」
わが心はおどる
虹の空にかかるを見るとき。
わがいのちの初めにさなりき。
われ、いま、大人にしてさなり。
われ老いたる時もさあれ、
さもなくば死ぬがまし。
子供は大人の父なり。
願わくばわがいのちの一日一日は、
自然の愛により結ばれんことを。

本の解説によると、

「子供は大人の父なり」は、子供時代の心が基調となって大人の思想感情が生み出されるの意

なんだそうです。

結局、66~67年当時の『スマイル』はお蔵入りし、「Child Is Father Of The Man」も未発表曲となりましたが、1971年発表のアルバム『Surf' Up』
(↓)



に収録された「Surf's Up」には改作された「Child Is Father Of The Man」が最後のセクションとして登場します。あのパートは別曲をくっ付けたとは思えないほどハマってますし、本当に素晴らしい出来ですよね。フェイド・アウトしていく最後の一音まで耳をそばだてて聴いちゃいます。
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Comment

お久しぶりです。

来日ライブは予算の
都合で行けないのですが、とらじろうさんのレポを楽しみにしています。
「Child Is Father Of The Man」は元になる詩があったのですね。曲名の意味がわからなかったのですが、詩を読んで「なるほど」と思いました。 本当に「surf's up」のエンディング(というか全部)は凄いですよよね… 聴いていると鳥肌が立ちます。私はこの曲を初めて聴いた時、ビーチ・ボーイズを超えるアーティストはいないのではないか、と思ったぐらいでした(笑)

テルミンさん、お久しぶりです。

うーん、そうですか…たしかにチケット代、凄く高いですよね。マイク・ラヴの元奥様たちへの慰謝料がいっぱい加算されてるのかな?なんて嫌味の一つでも言いたくなっちゃうところですが(笑)、アメリカではもっと安く観れるそうです。やっぱり会場が狭くて客数が入らないから、一日二回公演にしたとしてもそれくらいの値段にしないと“アン・アメリカン・バンド”は呼べない、ということなんでしょうね。私もいつもお金(小遣いも家計も)に余裕が無い人間で、ジュース一本飲むのさえ躊躇することがあるのですが、自分からビーチ・ボーイズを取ったら「本当に」何も無くなっちゃうし(笑)、ビーチ・ボーイズを越えるアーティストはいない…と思いますし(笑)
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