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カール・ウィルソン「過ぎし想い出」

カールのネタの続きです。先日、6月21日(日)は「父の日」でしたけど、「父」と「カール」といえば以前からずっと気になっている曲がありました。

1981年発表のソロ・アルバム『Carl Wilson』(↓) のラストに収録されている「Seems So Long Ago(過ぎし想い出)」という曲です。



静かなAORタッチのバラードで、曲調に合わせたカールの穏やかな歌唱が印象的な一曲なのですが、気になるのは歌詞の方。

ある日 公園に腰を降ろして
戯れる小さな子供たちを眺めていた
幼い顔に浮かぶ天真爛漫な表情を見るうち
僕ははるかな過去へ引き戻されていた

あんなふうに小さかったころを思い出した
公園は同じだったが木はもっと大きく見えた
走りまわって遊ぶことしか頭になかった
しばらくしてふと気づくと
僕ははるかな過去へ引き戻されていた
遠い昔 別の時代の別の場所へ

遠い昔のことのよう 遠い昔のことのようだ

目に浮かぶよ―ママとパパ 僕らの家
庭の木 熱心に働くパパの姿
みんなで過ごした楽しい時 両親の愛情
ママの最高の笑顔―彼女の涙は見たことがない
僕らが人に愛される強く正しい人間に育つよう
両親がしてくれたさまざまなこと

遠い昔のことに思える


歌詞の後半部、カールの子供時代の記憶のようなものが綴られていますけど、まるで曇り一つない、絵に描いたように温かで幸せな家庭像ではないですか?熱心なビーチ・ボーイズ・ファンの方なら父親マリーが“暴君”であったことを知っていらっしゃると思いますが、そのマリーの暗い存在は歌詞には微塵も表れません。

思うに、このアルバムがリリースされた1981年は長男のブライアンにはまだ精神科医が付きっきり、次男のデニスは多額の借金を抱えながら酒とクスリに溺れ、人生を転落し始めていた頃。「ウィルソン家はダメ人間ばかりだ」なんて陰口を叩かれないように、自分は真っ当に、きちんとしていなきゃ…そんなカールの気持ちがこの最後の歌詞となって表れたんじゃないかなぁと。皆さんはどうお感じになられますでしょうか。
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Comment

とても心に響く歌詞ですね。

私がそうなんですが、今の現実が辛いと、子供の頃の事ばかり思い出してしまいます。その頃だって辛い事は沢山あったはずなのに、思い出すのは楽しかった記憶ばかりなんですよね。昔に戻りたいなあなんて。
カールもそうだったのかなぁ、と勝手に想像しています。

ブライアンだったら…こういう曲は作らないのでしょうか?

うーん、そうですねぇ。テルミンさんの仰るとおりなんだと思います。思い出すのは楽しい記憶の方が多いですよね。カールもきっとそういう気持ちで歌詞を書いたんでしょうね。

私ももちろん子供時代の事を思い出したりします。そのつど思うのは、どれだけ自分が親に守られていたかということですね。「親のありがたみ」というか。つい先日も、「人生なんて大変なことの方が多いんだから」と60代後半の父親に言われてしまって。それで「頑張んなきゃ」とあらためて思えたりしました(笑)
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