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小沢健二『犬は吠えるがキャラバンは進む』発売20周年

一昨日の金曜日の夜、Mステの3時間特番で“もう1度見たいMステライブ映像グランプリ”なるものが放送されていたので見た。

この番組には90年代に小沢健二も何度も出演していて結構名場面もあったと思うが一切カット…。

まぁ、いい。今ではネットで過去のテレビ出演はかなり見れる。

今日9月29日は1993年の『犬は吠えるがキャラバンは進む』の発売から20周年。



達郎さんや大滝師匠のように“~周年記念盤”みたいな形でボートラを加えたり最新リマスターをかけたりして再発しようとする気持ちは彼には無いみたいですね(笑)

でも過去の盤の再発もテレビ出演も一切無しでは新しいファンはなかなか開拓されないよな(笑)
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小沢健二が出てくる小説③ 樋口毅宏「雑司ヶ谷R.I.P.」

小沢健二とは何か。それは、圧倒的なまでの暴力です。 ~樋口毅宏 「雑司ヶ谷R.I.P.」より



個人的に好きな映画の1位と2位は「アメリカン・グラフィティ」と「バック・トゥ・ザ・フューチャー」なんですが(ちなみに3位は「恋のゆくえ~ファビュラス・ベイカー・ボーイズ」)、「アメグラ2」とか「BTTF2」が好きか?と訊かれると全くのノー。「アメグラ2」なんか明らかに失敗作だし、美しく完結したはずのあの「アメグラ」の世界を穢してますよね。私は基本的に「続編に名作はない」というスタンスです。

ただ、この小説に関しては違いました。「さらば雑司ヶ谷」の続編「雑司ヶ谷R.I.P.」。



“小沢健二が出てくる小説①「さらば雑司ヶ谷」”の感想で

本当に面白い小説だと思うのですが、結構どきつい表現に溢れているから誰にでもお勧めできる小説、というわけではありません 

なんて勝手に書かせていただきましたが、「雑司ヶ谷R.I.P.」はさらにどきつさを増して(笑)、穢れなき婦女子の皆様にはマジでお勧めしにくい(笑) 

ちょっと荒唐無稽というかハチャメチャ過ぎるというか、それでも読者を呆れさせず文庫本で500ページも読ませるのは、綿密に調べ上げられて小説中に取り込まれた日本の戦前から現代に至るまでの政治/宗教/文化の細部のリアリティさからだと思います。

構成が章ごとに過去と現代に分かれて進むスタイルで、そこら辺は村上春樹の小説っぽい感じもする。

村上春樹といえば、デビュー作「風の歌を聴け」でビーチ・ボーイズを登場させました。後に“ビーチ・ボーイズへの応援のつもりで書いた”とインタビューで答えていたと記憶していますが、樋口氏はデビュー作「さらば 雑司ヶ谷」でタモリと小沢健二を登場させた。人は最初の小説を書こうとする時、自分が大切に思っているもの、信じているもの、美しいと思っているものを書きたい、登場させたい、そして世間に愛を表明したいと思うものなのでしょうね。

「さらば雑司ヶ谷」では“人類史上最高の音楽家は小沢健二である”と登場人物の口を借りて世間に言わしめた樋口氏ですが、この「雑司ヶ谷R.I.P.」では、「痛快ウキウキ通り」の頃のオザケンについて鋭いプロファイリングをされています。本当に“面白いから許す”という内容です(笑)

「タモリ論」と「陽だまりの彼女」

9月20日(金)、朝日新聞朝刊の二面目を開いて本の広告を見て思わず笑ってしまった。



樋口毅宏氏の「タモリ論」と越谷オサム氏の「陽だまりの彼女」

オレ、両方とも読んでる…(笑)

あまのじゃくな性格のオレは村上春樹以外は新聞に広告が載るような本はまず読まないからこれは奇跡的!



名著「さらば雑司ヶ谷」を書いた樋口氏の「タモリ論」では小沢健二の歌詞の凄さについて、小沢健二を「いいとも」のゲストに招いた時のタモさんの名言が収められているし、



越谷氏の「陽だまりの彼女」は小説という表現形態でこれほどはっきりとビーチ・ボーイズへの愛情を表現したものってあのルイス・シャイナーの「グリンプス」以来ではないか?というくらいの「素敵」な作品です。

それにしても…この2冊を並べて広告を打った新潮社凄すぎ!

いったいその意図は…
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