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フランキー・ヴァリ&フォー・シーズンズ!!!

前回のブログで江ノ島ジャパン・ジャムについて書いていてふと思い出しました。

サザンの1980年に出たシングル「いなせなロコモーション」の中にこんな歌詞がありますね。

移り気なバケイション 渚で絡み合い
Navy blueに恋いこがれなんちゃったり
心からのフランキーヴァリズ ナンバー

このまま抱いてて 波間に漂えて
Beach boysになら Good vibration だったかしら
ヒップあたりゆれて


前年の1979年に江ノ島ジャパン・ジャムでビーチ・ボーイズと共演した(前座を務めた)思い出が桑田の歌詞に表れています。

Beach boysになら Good vibration だったかしら

というところがもちろんそうなのですが、江ノ島ジャパン・ジャムでは、その時期に横須賀に空母ミッドウェイが寄港していた関係で海兵隊員(ネイビー)が大挙して押し寄せてきて、ライヴ中はステージ前の柵を壊し始めて大変だったと桑田がどこかで書いていました。ビーチ・ボーイズの演奏が始まるとビキニの女の子を肩に担いちゃって涙流してたと(笑) もちろん、「Navy Blue」はダイアン・リネイの1964年のヒット曲で、フランキー・ヴァリ&フォー・シーズンズの楽曲の数多く生み出したボブ・クリュー・プロダクションの名曲のことでもあるのですが。

前置きが長い。

いや、なんと、

フランキー・ヴァリ&フォー・シーズンズが奇跡の初来日ですって!!!

これは1999年のブライアン・ウィルソンの初ソロ来日公演と同じくらいの奇跡レベルでは?

一応、プレ・オーダーの抽選に申し込んだけど…タイミング的に遅かったし後ろの方の席にされたらやだなぁ~。

「Sherry」とか「Big Girls Don't Cry」とか「Dawn」とか「Rag Doll」とか「Opus 17」とか…

うーん、想像するだけで体が震えるぜぃ(笑)
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桑田佳祐vsマイク・ラヴ

40年間生きてきて初めて『婦人公論』という雑誌を買いました(笑)



表紙が原坊なので。“ジャケ買い”ですね(笑) 中にはビクター・スタジオでピアノを弾く写真も掲載されています。撮影は篠山紀信氏。まぁ、篠山さんの写真は表現者としての気迫をゾクゾク感じるものと、ちょい片手間な「やっつけ仕事」感をプンプン感じさせるものと両方あって、今回は…あえて言いません(笑) それにしても『婦人公論』という雑誌、想像していたより内容は柔らかめ、身近な話題が多いんですね~。

同じ時期、朝日新聞出版からは『あじわい夕日新聞~夢をアリガトウ~』というエッセイ集が出ました。朝日新聞の夕刊に4年にわたり掲載されてきたコラムに、あらたに加筆と桑田によるあとがきも加えて単行本となったものです。



いや~、これは原坊ファンとしては嬉しい一冊ですね!我が家も一応朝日新聞なのですが朝刊のみ。ずっと読めていませんでした。

まだパラパラ読みですが、サザン休止後のソロ活動、東日本大震災、桑田の病気等々、本当に激動の4年間だったなぁと。ただ、原坊が側にいる限り桑田は絶対大丈夫!ということがわかりましたね。桑田さん、原坊を本当に大切にしてあげてね…。

コラムにはビーチ・ボーイズ・ファンとしても嬉しくなってしまった箇所もありました。158ページからの「ビーチ・ボーイズとジャパン・ジャム」には、1979年の江ノ島ジャパン・ジャムの控室での様子がちらりと。

マイクは桑田に空手をしかけるふりをするなど明るくて。

そうか…日米を代表する天性のフロントマンの二人はそこで魂の交流をしていたのか…。サザンとしてデビュー間もない桑田は、江ノ島でマイク・ラヴからパフォーマーとして必要な資質を伝授されていたんだ…。

172ページからの「ビーチ・ボーイズ&アメリカ」では去年の夏、千葉・幕張のQVCマリンフィールドで行われたビーチ・ボーイズの日本公演を観に行かれた感想が載ってて、とっても感動されたそうです。あれを一緒に観れていたんだ思うと嬉しくなりました。原坊は少女時代は洋楽ではビートルズ、クラプトン、モンキーズ、エルトン・ジョンあたりが好きだったとあちこちでよく話されてるんですけど、ビーチ・ボーイズについて語ったのを目にしたり聞いたりしたことは今までありません。原坊がビーチ・ボーイズが好きで、それもなかなか詳しいことがわかって、原坊ファンとしてもビーチ・ボーイズ・ファンとしても嬉しくなってしまいました。

僕たちは小沢健二とつながっている

前回のネタの続きです。

ポール・オースターの小説『幽霊たち』は、日本語版の翻訳が東大教授の柴田元幸さんで、オザケンは東大時代に柴田ゼミ生だったから、オザケンとポール・オースターもつながりがあるといっていいと思います。



いやいや、こじつけでなく…。

そう思ったのは、オザケンの「ひふみよ」と「東京の街が奏でる」のコンサートに行ったとき。コンサートの中でオザケンは詩(モノローグ)を朗読するのですが、例えば「ひふみよ」では、

「み」(3)は「む」(6)とつながっていて、「よ」(4)は「や」(8)とつながっている。その数え方の裏には、数はひとつずつバラバラなのではなくて、“関係して存在している”という考え方があるらしい。そんな考え方から数学が生まれていたら…

「東京の街が奏でる」の中では、

「豊か(ゆたか)」という言葉は、「ゆたゆた」とか、「たゆたう」という言葉とつながっている。ゆっくりと急がなくていいことが「豊かさ(ゆたかさ)」。 よく新聞では、日本は豊かな国で、他の国は貧しい国ということになっている…

「 …は…とつながっている 」 

という表現の仕方をオザケンは好んで使うんです。「東京の街が奏でる」では、MCの中でも自身の小説『うさぎ!』から

待つ(エスペラール)ことは、希望(エスペランサ)とつながっている

の話の引用をされていましたね。

この「…は…とつながっている」という表現の仕方、実はポール・オースターの小説『幽霊たち』にも似た表現が出てくるんです!文庫本だと(文庫本しか持ってない…)21ページ目。

“想いにふける、スペキュレート。見張る、傍観するという意味のラテン語スペクラートゥスから来ていて、鏡を意味する英語スペキュラムともつながっている。”

『幽霊たち』はアメリカで1986年に刊行。翻訳本は柴田さんによって89年に新潮社から出ました。オザケンの東大入学は87年。ゼミは3学年からなので柴田ゼミ入りは89年。おそらく柴田ゼミで『幽霊たち』を課題にしていたのでは?と思う。または英語の解釈について、「単語のなりたち、由来、つながりを考えるように…」というようなお話があったのだろうと。

僕たちは“小沢健二”のなりたち、由来についてよく考える。いったい小沢健二は何を読み、何を聴き、何を見てきたのか。フリッパーズ時代や『犬キャラ』『ライフ』あたりの楽曲の元ネタの分析や収集なんてもうあまり意味はない。「ひふみよ」以降のコンサートではあからさまな引用のフレーズはオミットする方向に向かってる。だからそれ以外のものに関心がある。

彼のなりたちや由来を考えているとき、

僕たちは小沢健二とつながっている

そんな気も強くなる(笑)

村上春樹と小沢健二

『色彩を持たない多崎つくると彼の巡礼の年』を読みました。



村上自身が

「短い小説を書こうと思って書き出したのだけれど、書いているうちに自然に長いものになっていきました。僕の場合そういうことってあまりなくて、そういえば『ノルウェイの森』以来かな」

なんていうコメントを刊行前に出したこともあって、個人的にかなり期待感を持って読みました。まぁ、僕は今の日本の作家だとほとんど村上しか読まない人間ですから、現代の文壇・小説界を広く踏まえての冷静で的確な感想というのは言えないですけど。

『ノルウェイの森』と比べると、直子とシロは登場人物として共通点がありますね。ただ、直子の死が60年代という時代そのものの終焉として、ある意味美しく置き換えることも可能なのに対し、シロの死は…ほとんど意味性はないようです。今の日本の状況にコミットし、いわゆる草食系のような男性主人公より仕事でも恋愛でも積極的な女性(沙羅)や、海外に根付いて新しい生き方を見つけた女性(クロ)なども描かれているけど、たしかに死にゆくものにちゃんとした意味や意義を与えられるほどの余裕を我々は今持っていないかもしれない。

もう一度読み返せばまた別の思いが湧きそうです。次に読むときは是非ともラザール・ベルマンの弾くリストの『ル・マル・デュ・ペイ』を聴きながら読みたいですね。

ところで、この小説にシロやクロや、アカやアオなどたくさんの色の名前の登場人物が出てくるのを知ったとき、すぐに別の小説を思い出しました。



ポール・オースターの『幽霊たち』です。この小説もブルー、ホワイト、ブラック、ブラウン等、登場人物が色の名称で統一されていますね。村上は当然、ポール・オースターを読んでいるだろうし、そもそも新潮から出た『幽霊たち』の日本語訳は柴田元幸氏によるもの。村上の翻訳家としてのお師匠さんですね。『色彩を持たない…』と『幽霊たち』は繋がりのある作品と言っていいでしょう。

そして柴田氏といえば…オザケンこと小沢健二の東大時代のゼミの教授だったはず。うーん、村上とオザケン、この二人は繋がりがある。

いつか対談してくれたらなぁ…。

村上と小澤征爾さんの対談本も素晴らしい内容でしたけどね(笑)
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