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小沢健二の復帰ライヴがあまりにも素晴らし過ぎる

上昇する気温のせいでロードショーは続き…

上昇する気温と共に続いてきた小沢健二「ひふみよ」ツアーもそろそろ終盤。

5月に神奈川県民ホールで観たライヴが あまりにも素晴らしくて、結局、大枚を払って6月9日のNHKホール公演と6月17日のはまホール公演(静岡の浜松です)も観に行ってしまいました。



(↑) 6/17(木) はまホール(浜松市教育文化会館)

まぁ、女性ファンの中には全公演を追いかけるくらい熱心な方もいらっしゃると思いますが、男で3公演も観たなんていう人は私の他にもいるのでしょうか?

もともとそんな多くのライヴを観に行く方ではないし、長らく活動を停止していたミュージシャンの「復帰ライヴ」のようなものも1995年のイーグルスの再結成ツアー(東京ドーム)とか1999年のブライアン・ウィルソンの初ソロ来日公演(東京国際フォーラム)くらいしか観てないけど、今回の「ひふみよ」ライヴは間違いなく今まで観たライヴの中では一番感動したものになりました。

とにかく涙が出た

はまホール公演で僕の隣の座席に座った愛知から来たという若い女の子もライヴ中にハンカチで涙を拭っていた。オリジナル・ラヴの田島貴男氏も。僕も神奈川県民ホール、NHKホール、はまホールと3会場とも涙が出た。

もちろん13年ぶりに目の前に現れたオザケンへの想いが涙腺を緩くさせていたことは確かだけど、曲の前にイントロダクションのように朗読される詩と、その詩によって新たな観点・視点を持って聴くことになった曲が相乗効果となり、蛇口をひねって水を出すくらい簡単に涙が溢れた。特に序盤の1曲目の「流星ビバップ」とか3曲目「天使たちのシーン」は今思い返しても…涙が出そう

そして、「詩の朗読」とコール&レスポンスを含んだ「音楽ライヴ」という今回の形式は、まるで黒人が通うキリスト教会の「説法」と「ゴスペルの合唱」の組み合わせのようでもあり、フリッパーズ・ギター解散/ソロ・デビュー以降、日に日に高まっていったソウル・ミュージックへの近接は、今では最もプリミティヴな形で具現化されているとみていいのかも(…なんてね)

音程は低くなったと思う。

しょうがない。13年ぶりだもの。王子様だってそりゃ年をとる。誰でも年をとる。“われら時を行く”のですよ。 

でも、音程は低くなったけど、歌声は より力強くてソウルフル。お腹からいっぱいに声を出している。何のために歌うのか? 歌う「意味」に突き動かされている…そんな感じを受けました。

ここ数年の小沢健二の活動について詳しいことは知りませんでした。聞くところによると、世界を回り、反グローバリズムや環境問題に基づくフィールドワークを行っているとのこと。そういった活動で訪れた世界の行く先々でその地の音楽を耳にし、貪欲に吸収しているのかなぁと思う。楽曲のアレンジに深みが増し、表現が豊か。15年前の他愛もないCMソング「カローラⅡにのって」が中東っぽいエキゾティックなイントロに導かれ艶やかに甦り、レゲエ風味の「夢が夢なら」はカラッと晴れやかに新鮮に胸に入り込む。

また、日本人的なリズム感に挑戦した「シッカショ節」やイチゴが色付く様に農耕の喜びを歌った「苺が染まる」には、“土着的な小沢健二”ともいうべき今の彼の姿が垣間見れて、その頼もしい変化に驚く。

前に「もう渋谷系でも元渋谷系でもない」と書いたけど、じゃ、何系か?と問われてもうまい言葉はない。「地球系」でしょうか?(笑)

あと…今回の「ひふみよ」ライヴで個人的に一番感激したのはファンの女の子たち!13年ぶりのライヴ・コンサートなのに、あれだけ一字一句間違えずに歌詞を歌えるって凄い!「今夜はブギー・バック」のラップ部分とかエンディングの「流星ビバップ」とか。

ネットで「あの曲のあの部分を歌わせる」というような情報が多少は流れたのかもしれないけど、ツアー二夜目の神奈川県民ホールで既にもう会場全体が大合唱だったから。13年間ずっとカラオケで歌ったりiPodで聴いたりして来たんだね。こんなに一途に女の子たちに愛されているオザケンって本当に幸せな男だと思う(それなのに君は米国女性と…)

…そんな会場全体の大合唱の中に埋もれられて、一緒に口ずさめて…なんか本当に幸せだった。ドアノック・ダンスも楽しかった!

「痛快ウキウキ通り」の中で

喜びを他の誰かと分かり合う それだけがこの世の中を熱くする

と歌われているけど、ライヴ中はまさにそんな「喜びを分かり合う」瞬間の連続でした。ラストの「愛し愛されて生きるのさ」は永遠に続いて欲しかったな。



(↑)ライヴ音源の編集がようやく終わりました。鑑賞に堪えうるレヴェルで録音できたのは浜松のみ。このCD-Rさえあれば他のミュージシャンの新譜CDなんていらない。いつでもあの日の夜に帰れる。勇気も貰えそう。 
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